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2005年 01月 05日
雲ひとつない天気。
朝、洗濯物を干していると遥か上空の旅客機の音が地面まで伝わってきた。 それほどすっきりとした天気。 正月休みの最終日、家のことを午前中にすまし昼前に嫁さんと外出。 外でランチを取り、東名阪を使って春日井市の本屋アムルさんへ行った。なかなか品揃えがよろしく、時々足を伸ばす。 本屋と言っても単なる本を置いてあるのではなく、変わった本(普通の本屋さんでは置いていないモノ)が沢山あり ついつい立ち読み(ゴメンナサイ)をしてしまったり、購入してしまうがあとになってから結構な参考資料として役立つ時が多い。 他にも、CD・レコード・ちょっと変わった雑貨があったりして、いつ行っても飽きなく楽しい。 そこを出た後、正月に回りきれなかった親戚の家に挨拶回り。 夕方は自分が床屋を予約していたので、一度嫁さんを家におろして、一月ぶりにすっきりして帰宅した。 床屋で顔を剃ってもらっている時、僕は色んな事を考えていた。 明日から仕事初めであり、今年はあるテーマに向けて動いていこうと決心している(まだ公表できないけれど・・・・)。 うちのHPのTOPにも書いてあるが、今の住宅事情(顧客事情)はとても固い。 『完璧でなければならない』 そんな人がとっても多くて、ちょっとした傷などのアラサガシがやりたくてしょうがないように取れる。 先日、東京から我が家に遊びに来てくれた嫁さんの友人(現場監督さん)もやはり、同様の事を言っていた。 家をキレイにしたいのはよくわかるし、多額の金額を支払い一生そこで・・・・。という気持ちもわかる。 だけど、欠陥住宅でもない限り、常識ハズレの事を平気で言ってしまう人があまりにも多い。 ちょっとしたことを見つけると 『欠陥じゃないの?』 と騒ぎたてそれに蓋をするかのように住宅メーカーの対応は素直に応じて、スミマセンと 悪くもないのに頭を下げる。 そして極めつけは現場の人間が無理と言う事を、住宅メーカーは当たり前のように無視をして、最終的には施主からのクレームとなる。 特に内装仕上げと言うのは、材料によっては同じに見える壁紙も、その性質によって仕上がりが悪い時もある。 全くそれを知らない住宅メーカーとそれを知らされず何千万も支払う施主。 そんな事で本当にいいのだろうか?そりゃ、施主のチェックが厳しくなるのも分らないでもない。でも、異常になる人の気持ちは分らないけれど・・・。 あまりにも決まった建物を買って、物凄く高いお金を支払っているお客さんを見ると可愛そうになってくる。 後々のメンテナンスも、はっきり言ってクロスより珪藻土やペンキ仕上の方が断然コストパフォーマンスが高い。 張り替えてキレイになりました。 そりゃ当たり前の話で年月が経つほど味の出るモノの方が、価値があり大切に使うのでは?と思う。 何でも新しけりゃいいってもんじゃないし、何よりも自分達と共に歳を取っていく家に対して 本当の愛情があるならば、もう少し考えを改めた方がいいと思う。 今年は自分の人生をおそらく左右するくらいの重要な年。 こんなことを考え出すと再び眠れぬ夜が再来しそうだ・・・・・・・。
by ae86hidekidri
| 2005-01-05 23:31
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