観てきました。
綺麗なハープの音楽のオープニングや間奏曲やエンディング。
とても印象的で久石さんの音楽とはまた違う新鮮な感じを受けました。
内容は… トトロや千と千尋とは異なり
オトナ向けかもしれないし… 高学年なら子どもも楽しめると思う。
現代の様々な問題を含めたメッセージ性の強いセリフが心に響きました 。
効果音が素晴らしく、本当に小人になったかのような・・
また絵コンテが絵画並みに綺麗で・・・
そのまま額にいれて飾れるんじゃないかって程。
床板一枚で交錯するそれぞれの暮らしと思惑。
最後の男の子のセリフが・・・年甲斐もなく涙が…
この小さな小人の生活は、僕らが幼い頃に過ごした子ども達だけのヒミツに似ている気がした
掟は・・・子ども達だけのルール。
仲間意識や連帯感。
外部(大人の世界)との葛藤。
そしてあのスケール感。
そんな小さな僕らは小さな世界を果てしなく動き回り、そしてある時何かに気が付いて・・・・
小さな世界は、そっと静かに花びらが散るように、自然とその世界から離脱していく・・・
それは誰もが・・・気が付かないうちに・・・次に新芽をつけるように・・・
その世界と別れを告げている
この映画も奥が深くて・・・でもジブリらく
希望に満ちたエンディングなどは、そういった経験からか、涙が溢れてきます
小人の世界だけではなく、自分達の過去を照らし合わせると・・・・・
すごい映画だと改めて実感する・・・かもしれません
小さい子どもには、きちんと話をしてあげるといいかも。
そうやって話していると、見えないところに気が付かされますから