【作品内容(ストーリー)】
ハーレムを仕切るギャングのボスに15年間仕えてきた運転手のフランクは、ボス亡き後、一匹狼として生きることを決意。ベトナム戦争の軍用機を利用して、東南アジアの良質な麻薬を直接生産者から仕入れ密輸し、安価で幅広く大衆に販売し始める。瞬く間に巨万の富を築き、マフィアからも一目置かれる麻薬王の座に上り詰める。派手な行動を慎むことで、その正体は長い間、誰にも気づかれる事はなかったが、ついに、疑惑の目を向ける刑事のリッチー・ロバーツが現れる。公然と横領や恐喝がなされる腐敗がはびこる警察内で、汚職に手を染めることを拒み続けた彼は、特別麻薬取締局に配属され麻薬ルートの解明とそれ以上の巨漢に立ち向かい、フランクを徐々に追い詰めていく・・・。
派手なアクションもないけれど、60年代・70年代のドキュメンタリー的な流れがすごく面白い。
建物や街並み、車などの年代が繊細で美しく、ダウンタウンですら絵画になりそうなシーンもあった。
家族愛と悪と正義との交錯。
これはかなりオススメな映画でした、
社会問題をあらわにしている、まさにドキュメンタリー映画だった。